鮎釣に使う種々の結び方 |
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移動式ハナカンの結び方 | (ハナカン先付け) |
移動式ハナカンの結び方 | (ハナカン後付け) |
移動式ハナカンの結び方 | (両編み付け) |
サカバリの結び方 | (フィンガーノット) |
水中イトとハナカン周りイトの接続 | |
イトにやさしい目印の付け方 | (ナイロンでも金属でも) |
移動式天上イトの編み付け | |
投げ縄結びの作り方 | |
ナイロンとナイロンの結び方 | (8の字結び) |
(トリプル8の字結び) | |
(Wサージェンスノット) | |
(電車結び) | |
(シングルもやい結び) | |
(ダブルもやい結び) | |
両編み付け法 |
移動式ハナカン編み付け(ハナカン先付け) | |
@編み付けイトで、ハナカンをハーフヒッチを1回する。 Aもう1回ハーフヒッチする。これでトックリ結びと同じになる。 |
B2本のイトをまとめて、固結びを1回して、結び目を根元に引き寄せる。これでハナカン結びは完了。 C軽く結んあと、2本のイトを両側に引っ張る。 D根元できっちり締める。 |
E2本のイトで、12回前後編み付け、イト止めをする。結び方は、天井イトの移動部分と同様。 | |
F編み込み部分に接着剤が付かない様に、切り捨てるイトの方から接着剤を染み込ませていく。 | |
接着剤が編み付け部分に付くのが心配だったら、中ハリスの切り捨てる側に編み付けを移動させておいて、接着剤を付ければ良い。もし、接着剤が中ハリスに付いても、すぐに編み付けを動かせば大丈夫だ。 |
編み込み移動式ハナカン |
Aの途中から編み込み分の余裕を見て編み付け始める。 |
7〜8回編み付けてから、A、BをラインCに対して仮止めする。 |
さらに6〜7回編み付けたら、カタ結びをする。 |
さらに2本まとめてカタ結びする。 |
2mmぐらい残し、余ったラインを切り、焼き止めして完成。 |
サカバリの結び方(フィンガーノット) | |
ここで指でしっかりと押えておく。 |
@サカバリの上に中ハリスを重ね、輪を作って持つ。 |
A輪の中に2〜3本指を入れる。 B指で輪を広げながら、人指し指でサカバリにイトを巻き付けて行く。 |
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中指側のイトは常に巻き付けられるイトである。 人指し指で人指し指側のイトを巻き付けて行く。 |
Cサカバリを完全にくぐらせる。 |
巻き終えたら指をそろえて 向こう側に輪を持ってゆく。 |
D指をそろえて、くるりと手の平を返し、輪の中の指の腹側を手前に向ける。この時、輪をハリスの向こう側に引っ張るようにする。 |
E中指を手前のイトに引っ掛けて、輪を1回ひねる。 ここで指を回転させることで、常に人指し指側のイトは巻く側、中指側は巻かれるイトとする事が出来る。 |
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F輪を広げながら、人指し指で引っ掛けている方のイトを、針の上から巻きつける。 | |
G B〜Fを繰り返す。 | |
H15〜20回位巻いたら、輪に人指し指だけ残して軽く引っ張っておく。 そして輪の根元とハリを押さえて、イトを引っ張っていく。 I輪から人差し指を抜き、しっかりとイトを引っ張る。 J反対側のイトを引っ張り、しっかりと締める。 Kしっかりと締めた後、余分なイトをカットして完成。 接着剤は不要。 |
移動式ハナカン編み付け(ハナカン後付け) | |
@中ハリスに、ハナカン周りイトを12回ほど編み付ける。 編み付け方は、天井イトの移動部分(@〜Dまで)と同様。 |
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A中ハリスを2つ折りにする。 Bハナカンを編み付けの根元部分に添えて持つ。 |
C2本の編み付けイトを一緒にして、ハーフヒッチで1回結ぶ。 2本のイトを一緒にして輪を作り、1度左側に通してから右側に移して締める。 |
Dもう1回ハーフヒッチをする。(これでトックリ結びと同じになる) | Eハナカンを向こう側に倒して、結び目を手前にずらす。 |
Fハーフヒッチでハナカンごと通し、根元を締める。 | Gもう1回、ハナカンごとハーフヒッチをする。 |
H接着剤は、切り捨てるイトの方から染み込ませる様にして着けていく。そして最後に、余分なイトをカットする。 | |
I8の字結びでコブを作り、余分をカットして完成。 | |
水中イトとハナカン周りイトの接続 |
@水中イトのチチワを2つ折りにしてトックリを作り、そこに中ハリスを通して締める。 |
Aさらにハーフヒッチ1回をして、締めこんで出来上がり。 |
イトにやさしい目印の付け方 (ナイロンでも金属でも) |
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@目印用の糸をW固結びにする。 | |
A水中糸と平行に目印糸を引っ張る。水中糸を十字になるように引っ張ると(水中)糸を傷める。(結び目の方向にも注意) | |
B目印の長さは、1.5m前後、少し長めにしておく。これを4つつけるのが標準。 |
移動式天上イトの編み付け | |||
@天井イトをピンと張っておき、編み付けイトを下から沿えて、上までクロスさせる。 | |||
A次に下でイトをクロスさせる。これで2回と数える。 | |||
B13〜15回位編み込んでゆく。 | |||
C編み付け部を縮めてからイト止めを絡め付ける。(編み付け後のイト止めは、イト止めの絡み付けをする前に、編み付け部分を縮める事で、良い仕上げとなります) | |||
D2本の編み付けイトを揃えて固結びとし、結び目を寄せる様にゆっくりと締める。 | |||
E2本の編み付けイトをより合わせていく。2本のイトは同じ方向によりを入れる事。 | |||
F固結びを2回して止める。まず1回、固結びをして、ヨリが戻らないようにする。 もう1回、固結びをして、イト止めをする。イトを両側に引っ張りながら締めていくと、最初の固結びの所で締まる。そして余分なイトをカット。 |
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G先端に瞬間接着剤を付けて、バラケを防ぐ。天井イトに接着剤が付かない様に、先端を下向きにしておき、下から接着剤を染み込ませる様になつもりで。 | |||
@カラマンフックを通し、先端に投げ縄結びを作る。 Aこの段階ではもう、中ハリスはピンと張っていなくても良い。 B編み付けイトをチチワに通して、輪を締めれば完成。 イトが重なる部分は、大体40〜50cmとっておけば、様々な状況に対処できる。天井イトをさらに短くしたい場合は、イトの先を切り捨て、チチワを作り直せばOK。 |
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投げ縄結びの作り方 | |
ナイロンとナイロンの接合に多く使用されている結び方の色々 | |
8ノ字結び ナイロンとナイロンの接合には優れた強度を出す接合方法です。 |
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トリプル8ノ字結び 1回以上巻く事によって結び抜けを防止し、接合強度を保つ。 |
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Wサージェンスノット この結び方は金属イトとの結びにも効果がある。 |
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電車結び 金属イトとナイロンの接合に良く使用される。 ナイロンと金属イトの場合は接着剤で固める。 |
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この結びは古い船舶時代から良く船で使用された結び方です。 ラインの接合の方法としては楽な接合方法とされています。 |
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シングルもやい結び 1回以上巻く事によって結び抜けを防止し、接合強度を保つ。 |
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ダブルもやい結び(ウレタンパイプ使用) | |
@熱を加えて細く伸ばしたウレタンパイプを1cm位の長さに切り、その中に使わなくなった金属ラインを通しておく。 | |
Aナイロン付けイトを2つ折りにして輪に通し、ウレタンパイプをナイロンイトの方に移す。 | |
B水中イト用金属ラインの先を2つ折りにし、そこにナイロンイトの輪を重ねる。 | |
C金属ラインの輪の下側から、ナイロンイトを回し込むようにして、ウレタンパイプごと通す。これで締めるとシングルもやい結びとなる。 | |
Dもう1度同じようにして、両側から回し込むようにナイロンイトを通して抜く。 | |
E両側とも2本のイトを持って、ゆっくりと引っ張って締め込む。 | |
F結び目にウレタンパイプをかぶせる。 | |
G接着剤で固め、余分なイトをカットして完成。 ダブルもやい結びはシングルよりもイト抜けの心配も無く接合強度も上がる。 |
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両編み付け法 | |
金属ラインとナイロン糸の2本ともピンと張っておき、まずは上で1回編む。(これで1回と数える) | |
次に、下で1回編む。(これで2回) | |
こうゆうふにして編んでいき、全部で13〜15回ほど編む。 | |
C編み付け終わったら、固結 びを1回する。編み付け後の 糸止めは、結び目を締め付 ける前に軽く結んでおく、編 み付け部分を縮める事が両 編み付けの良い仕上げとな る。 D2本の糸を一緒にして固結 びをし、結び目を根元に引き 寄せる。糸を両側に引っ張 ると、結び目は根元に寄って 行く |
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E糸止め終了後、編み付け 部分全体を接着剤で固める 。 | |
F余分をカットして完成。 接合部分が小さく美しく、ラインの強度に安心感が持てる。 |